2017年11月12日日曜日

*ビフォアサンライズ*















































アウター/マヌーシュ
シューズ/GAP
ワンピース/DIOR
カーディガン/アニエスベー
BAG/FENDI


ウィーンで休暇を過ごしていました。たまに逃げたくなる。旅は苦手。でも、東京に執着してるのに東京にいるのが辛くなるときがある。

魂の片割れという言葉を初めて聞いた。魂の片割れって存在するのだろうか?肌で感じるものがそうなのだろうか。
言葉では言わないけれどお互い感じていたのだろうか。わからない謎を抱えてじっとしているのに耐えられなくなった。一緒にいるとこの世じゃないみたいに幸せなのに、突然世界の終りのような戦争みたいにぶつかる。

何万年も前に一個のものがぱっくり割れて同じ本質のものが月と太陽、コインの裏と表として何度も生まれ変わって、やっと同じ時代に生まれたから、あの日出会うべきして出会ったと言われれば少しは私の人生に救いを感じる。
私の人生が狂わなければあの日あの場所にいるわけはなかった。

どうして全く同じ本質なのにすべて正反対なんだろう。

1つのものが割れるときお互いいらないものを切り捨てて、同じ本質なのに0と100として分かれたから正反対の相手なのだとしたら、相手の気持ちがわからない理由には納得がいく。気持ちはわからないけれど、いつもどうしているかどんなに離れていても勘でわかる相手はこの世の一人。家族より相手の様子が何も聞かなくても感じて手に取るようにわかってしまう。他人なのに顔立ちが似ているのはなぜだろう。
どうして全く同じなのにすべてが正反対なんだろう。きっといらない部分同士を切り離したものは、一緒にならないことが幸せなんだと思う。

切り捨てるのは、本当は私が一番つらいんだ。大好きなんだ。嫌いで切り捨てるんじゃないんだ。だから悲しいんだ。

それでも、きっと運命の人なら、いつかつながる。つながらなかったら運命の人じゃなかっただけ。だからそれでいいと思う。でも、涙がぽろぽろこぼれる

ウィーンの街はおとぎ話みたいでロマンチック。すべての結末がおとぎ話ならいいのに。
私は幸せになれるのだろうか。今までうまくいかなかったのは魂の片割れを求めてきたせいなのか、それとも私がただのいやな女なのだろうか。


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