2014年4月20日日曜日

*キャプテン☆アメリカ~ウィンターソルジャー~*

昨日4/19に六本木のTOHOCINEMASで初日に!前売りも完備で!見てきました。
キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー。
タイトルに重っぃのつけるなーとか思ってたんだけど、内容がとにかくやばかった!やっばくてびっくりした。
一見ヒーローものと見せかけてものすごく意味のある内容をやってて、問題定義があって、なんだろう、みおわったあとのもやもや感。
いいもやもや感。もやもやできるだけいい。考えさせてくれるすごい深い映画でした。
政治的で、コミックス原作とか思えないくらいのすごい内容でした。

今回のテーマで抑えておくのが
何度もうつるウォーターゲートビル→ウォーターゲート事件を思い起こさせる根っこにあるテーマ
ロバートレッドフォード(ピアーズ役)→映画”コンドル”、”大統領の陰謀”
サブタイトルのウィンターソルジャー→ベトナム戦争での無差別なアメリカ人による大量虐殺があったことを告発する集会
エドワードスノーデン事件
オバマ大統領による、無人航空機ドローン

冒頭が、キャプテンにシールドがテロを企てたらすぐにみつけて、テロを起こす前にミサイルを撃ち込むことのできる最新兵器をみせて、平和のためだと説明するんだけど、キャプテンアメリカはただ一人これはおかしいと反発するんだよね。
これは自由でも平和でもなくて、ただの恐怖だって主張するの。
もうこの時点でかっこいいーきゃーって感じでした。

この話はオバマ大統領のドローンのことと同じだよね。
戦争はしないって言って、テロ集団にドローンを撃ち込んだらテロリストは死ぬけど、周辺にいる大勢の関係のないひとたちも死ぬわけで、それは本当に平和なの?っていう疑問。
ただこれに関しても、、ものごとには二面性があるわけで、それによって、犠牲はでても、その犠牲よりもっと大勢の人が犠牲にならなくてすむっていう意見。
もちろん、こういう考えの人もたくさんいるわけで、それが正解不正解って言われたら答えを出すのは難しいことで、簡単に言えないけど、でも自分たちさえよければそれでいいのだろうか?っていう疑問。

愛国心の塊のキャプテンアメリカ、星条旗のダサイかっこも平気でできちゃうキャプテンアメリカはアメリカを愛しているからずっと戦ってきて、これからも戦っていくつもりでいたのに、アメリカが間違ってる。
アメリカのために戦いたいけど、アメリカが間違いをおかしてる。
純粋なキャプテンアメリカはアメリカが間違ったことをするたびに傷ついて、こころが壊れていくんだよね。
あたしはこういうはりさけそうな人に弱くて、
見た目を着飾ったり、強くみせたり、強気にふるまったり、キャプテンみたいに強くてまっすぐにみえるけど、本当は壊れそうなこころをかかえてる人に弱くて、
たとえばマコーレカルキンみたいな、本当はもうはりさけそう。みたいな感じがたまんないんだよね。
だって、何も考えてなかったり、純粋な思いがない人だった、壊れそうにはならないんだよ。


だからアベンジャーズのなかではキャプテンアメリカが一番好きなのかも・・・

言葉ではでてきませんが、作中にウォーターゲートビルがいちいちうつるんだけど、今回の話はニクソンが失脚にいたったウォーターゲート事件がベースでまったくおなじ話なんだよね。
(ニクソンがウォーターゲートビルにある選挙事務所を盗聴してたのが発覚して、選挙を操作しようとしいてたのがみつかるんだけど、国民も盗聴してるんじゃないか?みたいな疑いが出て、その通りだったあの事件です。)

それだけでも考えさせられちゃうんだけど、、、本当にあまりに衝撃が強くて、もうやばい、、ていうかもっといろいろ考えたいカンジなので、たぶんこれ超リピートしてみると思います。。。

ネタバレはもうちょっとたったらにしとくね?☻

ここにアップするか、また別でかくかわかんないけど、書いたら一応ブログすると思います。

ちょこちょこ余韻をかいちゃうかも。
本当にこれよかった。

それにしてもキャプテンアメリカはかっこいいな。
心の方がかっこいいんだよね。
クリスエヴァンス嫌いじゃないけど。運命の元彼のときいつも裸でおもしろかった。



xx
Anna


















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